外来だより
外来だより 2010年 8月号
2010年08月01日
八月は立秋、暦の上では秋ですが、まだまだ暑い日が続いています。
県内各地では週末ごとに夏祭りや花火大会が行われています。どこもそれぞれに工夫を凝らした、個性豊かなイベントや花火が目白押しです。皆さんはどちらかにお出掛けになりましたか?
別府市では七月二十二日~二十五日まで『夏の宵祭り』が開催され、納涼音頭大会や花火で大変賑わいました。
大分市では八月四日~六日まで『大分七夕まつり』が催され、そのメイン行事の1つとしてお馴染みの府内戦紙(ふないぱっちん)が開催されます。今年は企業、一般合わせて19基の山車が参加し、行われます。参加チームごとに武者や龍、キャラクターなど思い思いの骨組みに和紙を貼り付け、立体的にかたどって、その内部に電飾を施した山車と踊り隊が大分の中心街を練り歩くというものです。毎年約25万人の観客を動員する、大分の夏の風物詩となっています。『府内戦紙』の名前の由来は、昭和60年に大分七夕まつりに参加した市民みこしに大分商工会議所青年部が独自で作成した電飾入りの山車が一基で登場しました。それを見た当時の大分市長の佐藤益美氏が、子どもの頃に遊んだ“ぱっちん(めんこ)”のようだと評したことから、大分市中心部の江戸時代までの呼び名である“府内”を冠して、『府内戦紙』と名付けられました。
平成五年からはケーブルテレビでの全国放送も開始されています。是非勇壮でダイナミックな山車や踊りをぜひ楽しんで下さい。
(N.M)
2010年8月1日