お知らせ
外来だより 2024年 3月号
2024年03月01日
早くも3月となりました。梅、菜の花から始まり、下旬には桜と、お花見が楽しみな季節ですね。さて、2024年はスタートから大きな災害や事故などが起き、自分自身の防災や、不慮の事故に遭遇した際の対処の仕方など改めて考えたり対策を見直したりした方も多いのではないでしょうか。
自宅での食料の備蓄や簡易トイレなど非常時に必要なものを用意していたとしても、災害や事故はいつどこで対峙することになるかわかりません。あらゆるシチュエーションを想定した対策が必要になるでしょう。
今はSNSなどで多くの情報を得ることが出来ます。東日本大震災や、能登半島地震についても、津波や建物が倒壊した現場などリアルな映像を幾度も目にしたり、被災地の困りごと、例えば給油に大変苦労する、ライフラインの復旧には時間がかかるなどです。そのような様々な情報から被災時の対策を考えてみるのも良いかもしれません。給油をこまめにする、テーブルコンロとガスボンベを用意するなど日常の些細な行動が被災時の助けになり得るのでしょう。
日本は残念ながら被災大国と言えるのかもしれません。全国で大切な人を失ったり、人生が大きく変わってしまった方が多く存在するのだと思います。
備えは、家族構成、持病の有無、性別、年齢、ペットがいるなどで異なります。我が家の防災はいざという時に役に立つのかどうか、自分自身と大切な人の命を守る為に時々見直す事が大切なのではないかと思います。