外来だより
外来だより 2010年 3月号
2010年03月01日
3月になり天気が良いときの日差しは暖かくて眠気を誘いますね。思わずお昼寝をしたくなります。
昼寝と一言にいっても奥が深いのです。昼寝というのは、社会に出て働いている人なら引け目を感じたり、マイナスのイメージがあるかもしれません。しかし、昼寝は脳をリラックスさせてくれます。睡眠不足の人だけでなく、ちょっと昼寝をするだけで失敗が少なくなったり、右脳が活性化する効果があり、仕事がはかどるそうです。起きていても眠い、すぐに目が覚めるなど浅い眠りが多いお年寄りには、昼寝をとることで昼と夜の区別がつきやすくなります。
昼寝をするなら午後3時前の20~30分といわれています。
12時から15時までの時間帯における30分未満の昼寝は夜の睡眠に影響しないのです。それ以上の深い睡眠は夜眠れなくします。
昼寝をしたはいいけど、寝起きがボーッとなってしまうのが心配ですよね。コーヒーや紅茶に含まれるカフェインは、眠気覚ましに効果があることで知られています。カフェインの効果が表れるのは、摂取してからおよそ30分後といわれています。すぐに効果があるわけではないのです。
昼寝の前にコーヒーを取って眠りにつく、そして丁度目が覚める頃にすっきりするというわけです。
なかなか働いている方は難しいですが、夜眠れない方などは「お昼寝」試してはいかかですか?
3月3日といえば桃の節句、おひな祭りですね。
女の子の健やかな成長を願ってお祝いしましょう。おひな祭りでの食事は縁起物のはまぐりや、さざえなどの巻き貝を中心にしたものが良いといわれています。子ども達には、よもぎ入りの草もちやひなあられ、白酒などがいいかもしれないですね。
また、桃の花は魔よけの意味があるのでお祝いの席に飾ってあげてください。
3月3日は家族みんなで楽しくお祝いしましょう。
(R.F.)
2010年3月1日