外来だより
外来だより 2009年 新年号
2009年01月01日
皆様、新年あけましておめでとうございます。
昨年は米国初のサブプライム問題に端を発し、日本経済も大きな打撃を受け未曾有のリセッションに入り、政権も首相の交代、凶悪犯罪も多発、一昨年同様なかなか明るい話題が見つかりませんでした。
医療の分野でも後期高齢者制度が始まり、その手続き、運用に当たっては様々な問題を投げかけました。福祉分野においても介護問題は崩壊の一途をたどっていると言っても過言ではありません。我々国民がどの方向を向いて進めばよいかというのをもはや国が示せないでいる今、眼科領域においては地道に患者さんと向かい合い、日常の臨床において誠心誠意その訴えに耳を傾けていくしかないのではと強く意識しております。
昨年は当院ではOCT(三次元画像解析)の保険適応に伴い、網膜疾患を持っている数多くの患者さんに目で見て分かる説明を行うことができました。また、午後からちびっ子優先タイムの導入により、未就学児のお子さんが待ち時間が長くなるためぐずらないよう工夫をし、お母様(ご父兄)のストレス低減に役立ったようです。コンタクトレンズの定期検査についても薬事法の趣旨を遵守すべく予約制の導入を試行しております。
今年も地域の皆様の目の健康を守るため、右田眼科職員一同日々努力し、満足度の高い患者様中心の眼科医療を目指してがんばってゆきます。今年もなにとぞよろしくお願いいたします。
(m.m)
2009年1月1日