外来だより
外来だより 2007年 9月号
2007年09月01日
暑い日差しも残りわずかとなり、初秋の空がさわやかな季節となりました。皆さまいかがお過ごしですか?
9月といえば、お月見ですね。お月見とは旧暦の8月15日に月を鑑賞する行事です。「中秋の名月」「十五夜」「芋名月」と呼ばれ、お団子やお餅、ススキ、里芋などをお供えし、月を眺めます。お団子やお餅は各地によって異なるそうです。また、9月13日にもお月見をする風習があり、「十三夜」「後の月」「栗名月」とも呼ばれ、お団子の他に栗や枝豆をお供えするそうです。
十五夜の月ではウサギが餅つきをしているとよく聞きますが、満月という意味の「望月」にもかけられています。月の表面に見える黒っぽい模様は、ウサギに見えたり、水を汲む女性や、泣き顔に見えたりすると言われ、それぞれ異なるようです。
年々、空を見上げることが少なくなってきた気がしますが、幼少の頃は、月にウサギがいると信じ、夜空を彩る月や星を眺めていたことを懐かしく思います。
月が冴えて美しい季節です。皆さまも癒されてみませんか?夜空を見上げ、それぞれあの光り輝く月や星を見ながら何を思い、何を感じるのでしょうか?
8月は熱中症に悩まされた方も多かったと思いますが、水分補給をこまめにして、元気に日々頑張りましょうね。
2007年9月1日